株式投資は信用取引を使う方が良い！
信用取引を上手く使うには？
信用取引はリスクが高い？
株式投資を始める方や今現在株式投資をしている方も信用取引のリスクについてあまり知らない方が多くいらっしゃいます。
信用取引とは資金の3.3倍を投資出来る方法で、30万円の資金で約100万円の取引が出来ます。
単純に考えると資金以上の取引が可能になるので投資出来る銘柄が増え良い事が増えたように思えます。
この倍率を「レバレッジ」と言いますが、レバレッジを上げるという事はリスクも伴って上がります。
信用取引について「レバレッジ」と「リスク」も合わせて解説していきます。
信用取引のメリット・デメリット
信用取引の特徴とメリット
信用取引は先の説明通りリスクがある取引方法ですが、沢山の利点があります。
その1つが先ほどの3.3倍の「レバレッジ」と呼ばれる資金よりも高い銘柄を買うことが出来る取引方法です。
元金よりも高い銘柄を買うことが出来ますので、生まれる利益も多くなります。
他にも取り扱える銘柄数も多く出来ますので、利益の増益も狙えます。
もう１つの特徴として、「空売り」と呼ばれる取引方法があり、株式投資は基本的に「買い」での取引ですが、空売りは「売り」での取引が可能です。
株価が下がるような予想だと「買い」しか出来ない現物取引は取引自体が出来ない可能性がありますが、信用取引の「売り」で取引が出来ますので、有利な取引が出来ます。
信用取引をするためには？
信用取引をするために必要なものは口座残高を30万円以上入っている状態にする必要があります。
先ほどの「買い」と「売り」を取引出来るのは株式投資をするうえでは非常に有利でこれから株式投資を始める方は最低でも30万円は用意すると良いでしょう。
30万円はあくまでも信用取引を行うための準備ですのでとりあえず株式投資を始めたい方はもう少し少額でも大丈夫でしょう。
信用取引に必要な事は30万円だけですので、初心者の方でも取引出来ます。
信用取引のデメリットは？
信用取引のデメリットは損失が出た場合の金額が多くなる場合が有る事です。
「リスク」とも繋がる事ですが、3.3倍のレバレッジを掛ける事で損失額が大きくなるので、資金管理をしっかりと行う必要になります。
他にも信用取引では「配当金」を貰うことが出来ません。
理由としては、信用取引の保有期間が最大で半年間の保有しか出来ませんので半年間以内に保有している株を手放す必要があります。
現物取引でいう「塩漬け」の状態には出来ませんので、損失を考慮しての「ロスカット」を決めておくことをおススメします。
資金管理にも影響しますので、信用取引での長期保有は初心者の方は避けることが賢明です。
デメリットとしては比較的に少ないですが、先の「リスク」が大きなネックにはなるでしょう。
投資の「リスク」とは？
一般的にリスクとは「危険性」であったり「大きな損害」を現す言葉として考えられています。
投資において「リスク」とはその「危険性」や「大きな損害」の意味だけでなく、「大きな利益」や「利益が出る期待値」という意味でも使われます。
この利益と損失の比率や投資の理想としての「損小利大」を実現する方法の1つとして「リスクリワード」という考え方があります。
この「リスクリワード」とは考えられる予測した利益に対して逆の結果として損失が出た場合、予測した利益と損失の比率が利益の方が上回っているかを見るための考え方です。
この比率には、自身の資金管理にも影響されますが投資金額が資金よりも多くなる場合は損失が出た場合、損失額を抑えるために早めのロスカットが必要になります。
ロスカットが早いという事は、少しの値動きでロスカットが必要になる事が多くなり、投資で言われる「損切り貧乏」という状態になります。
リスクリワードをゆとり有る状態にするためには資金に対しての大きな信用取引は避ける事が重要になるでしょう。
目安は資金の3分の1が信用取引の可能額と考えると安全に取引出来ます。
信用取引に慣れて資金が増えてきた場合は、資金管理を徹底的に行い損失軽減のリスクリワードを自身に適した比率を見つけましょう。
信用取引は利益率を確実に上げる！
信用取引を上手く使おう！
今までの投稿にも解説していますが、株主優待制度を損失を軽減または損失を出さずに手に入れる方法などに信用取引は最大限有効活用出来ます。
先の説明でも解説しましたが、「空売り」による売りでの注文は相場の売り市場には利益を出すチャンスとして捉えることが出来ます。
株主優待制度の活用や空売りによる利益率の向上、3.3倍のレバレッジといった信用取引でないと出来ない取引方法を活用して株式投資を始めると良いでしょう。
その利点にはマイナスになる事も考慮してのリスク管理を徹底しましょう。
リスクとは利益と損失を合わした両面を考える事でリスクリワードを考えた取引を意識しましょう。
最後に
信用取引の前に資金管理と現物取引を！
信用取引は現物取引を理解したうえで始める事をおススメします。
これは株式投資の基本として、自身の資金から取引をするのが普通で信用取引は株式投資に慣れた方が利益をさらに目指すための方法のためです。
株式投資の本質を分からずに信用取引を始めてしまうと現物取引に比べて損失が大きくなるのは先の説明でもお分かり頂けたと思います。
さらに資金をしっかりと把握し管理するためには資金管理のスキルも重要になります。
株式投資を始めた初心者の方は、まずは現物取引で利益が出るように実践を繰り返していきましょう。
信用取引の練習は株主優待制度の内容をしっかりと理解したうえで、信用取引で株主優待取得のために発生する損失を「空売り」を使った「つなぎ売り」をマスターしましょう。
空売りはFXの為替取引を経験していない方は難しいと思いますので、空売りに慣れるためにも最適な場面だと考えられます。
信用取引のリスクを管理して、株式投資でさらに利益を目指していきましょう。
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